グレープフルーツ

ダイエット効果のあるフレッシュな香りの精油

おなじみのグレープフルーツの精油ですが、その存在が広く知られるようになったのが18世紀、精油が商品化されたのは1930年代と、比較的新しい精油です。直訳すると「楽園の柑橘類」という学名のとおり、さわやかななかにも苦みを含んだ香りは心を解放し、安らぎを与えてくれます。ルビーグレープフルーツやピンクグレープフルーツなど種類は豊富ですが、そのどれからも精油が採れます。ほのかな甘みと苦みが含まれた、柑橘系らしいさっぱりとした香りが特徴です。また、最近話題になっているのが、そのダイエット効果です。グレープフルーツの香りを嗅ぐことで、交感神経のはたらきが活性化され、脂肪の燃焼が促進されると注目されています。

グレープフルーツ写真1グレープフルーツ写真2グレープフルーツ精油写真

グレープフルーツのデータ

学 名
Citrus paradisi
英 名
Grapefruit
科 名
ミカン科
抽出部分
果皮
抽出方法
圧搾法
主産地
ブラジル、アメリカ、イスラエル
主成分
リモネン、シトラール、ヌートカトン
香りのタイプ
柑橘系
香りの特徴
やや苦みのある、フレッシュな香り
ノート
トップ
使用上の注意
高濃度での使用は皮膚刺激がある。光毒性があるので、皮膚につけたあとは紫外線や日光を避けること。

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グレープフルーツの効果・効能

主な作用

強壮作用、抗うつ作用、殺菌作用、刺激作用、消毒作用、食欲増進作用、利尿作用

心への作用

不安や緊張をほぐして明るく前向きな気持ちに導いてくれるので、自信を失ってしまったときや落ち込んでいるときに適しています。イライラや動揺などを抑えて心のバランスを整える働きがあるので、落ち着て集中したいときにもおすすめです。

リフレッシュ・うつ

身体の作用

肝臓を強化したり、消化を助ける働きがあるので、二日酔いや消化不主の解消も期待できます。血液やリンパの流れを促し、余分な水分やき毎物を排出するので、むくみやセルライトの解消にも有効です。脂防の燃焼を促進する効果もあるので、ダイエットのサポートとしても人気があります。体の緊張を緩和する作用もあるので、偏頭痛や妊娠中の不快な症状の緩和にも適しています。

風邪、インフルエンザ・消化不良・食欲を抑える・肝臓や胆のうの強壮・体内の毒素の排出・むくみ、リンパ系の改善・頭痛、偏頭痛・PMS

肌への働き

皮脂の分泌を抑えるので、にきびや吹き出物の予防に効果的です。消臭・抗菌効果もあるので、夏場やスポーツの後など、体臭がきになるときにも適しています。

セルライト・脂性肌・ニキビ

おすすめの利用法

芳香浴、入浴、トリートメント、ヘアケア、スキンケア

相性のよい精油

樹木系の香りと相性がよいです。血行をよくするには、シダーウッド・アトラスやサイプレスがおすすめです。二日酔いには、ローズマリーとのブレンドがよい。リラックス効果を高めるにはラベンダーを合わせて。柑橘系のほかの精油と合わせると、よりリフレッシュ効果が高まる。

特に合う精油

シダーウッド、ローズマリー、ラベンダー

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