ラベンダー

心身ともに元気をくれる精油

イネ科の植物でありながらレモンのような香りを放つレモングラスの精油は、フレッシュで力強い香りが特徴で、ストレス解消や食欲増進など、心身ともに元気をくれる精油です。インドでは薬草として感染症の治療や解熱剤として利用されてきました。トムヤムクンスープの材料としても知られています。リフレッシュ効果が高く、運転時に適した「ドライバーの精油」とも呼ばれています。防虫作用や消臭作用があり、部屋の空気を浄化してくれるので、ルームフレグランスにも適しています。

レモングラス写真1レモングラス写真1レモングラス精油写真

レモングラスのデータ

学 名
Cymbopogon citratus
英 名
Lemongrass
科 名
イネ科
抽出部分
抽出方法
水蒸気蒸留法
主産地
ブータン、中国、インド
主成分
シトラール、リナロール、シトロネラール、ゲラニオール
香りのタイプ
ハーブ系
香りの特徴
甘くすがすがしい、レモンに似た香り
ノート
ミドル
使用上の注意
かなり作用が強く、高濃度で使用すると皮膚刺激を感じることもあるので、使用量に注意。妊娠中や緑内障の人は使用を避ける。

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レモングラスの効果・効能

主な作用

強壮作用、駆風作用、抗うつ作用、催乳作用、殺菌作用、殺虫作用、刺激作用、消化促進作用、消毒作用、デオドラント作用、利尿作用

心への作用

刺激作用や精神を高揚させる作用により、心にエネルギーを与える効果が期待できます。アドレナリンの分泌を促す働きがあるといわれており、疲れてしまった心にやる気を与えます。やるべきことがあるのに手につかないようなとき、集中力を取り戻すのにも有効です。

無気力・うつ・リフレッシュ・時差ボケ

身体の作用

消化促進作用があり、胃腸の不調を改善するのに役立ちます。鎮痛作用や抗炎症作用もあり、筋肉痛などの痛みをやわらげるのにも有効です。血流を促進する効果もあるので、冷え性やむくみ、肩こりにも効果を発揮します。

腸の張り・肝臓の強化・胃腸炎・免疫力を高める・せき・気管支炎・喉頭炎、咽頭炎、口内炎、扁桃炎・体内の毒素の排出・むくみ・母乳の出をよくする

肌への働き

収れん作用や殺菌・消毒作用により、開いた毛穴を引き締めたり、皮脂分泌のバランスを整えてにきびを改善したりする効果があります。デオドラント作用や消臭作用もあるので、夏の暑い日やスポーツ後などにも役立つ精油です。殺真菌作用もあるので、水虫のケアにも効果的です。

たるみ・毛穴を引き締める・ニキビ・水虫・体臭・セルライト・虫除け・混合肌

おすすめの利用法

芳香浴、入浴、トリートメント、ヘアケア、スキンケア

相性のよい精油

ローズマリーやマジョラムなどのハーブ系と相性がよいです。ブラックペパーやジンジャーとのブレンドは、血行をよくするのにあすすめです。ラベンダーとのブレンドは、虫刺されによるかゆみを緩和するほか、消臭効果もあります。

特に合う精油

マジョラム、ブラックペッパー、ラベンダー、バジル

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