キャロットオイル

キャロットオイルの写真

キャロットオイル写真

キャロットオイルはニンジンの根を細かく刻み、オリーブ油やサンフラワー油、ソヤ油(大豆油)に2~3週間漬け込んで成分を浸出させた後、ろ過した浸出油です。色が濃く、誤って衣類などにつけてしまうと落ちにくいので、注意しましょう。
ニンジンの豊富なβ-カロチンやビタミンEを含んでいるため、抗酸化作用が強く、荒れた肌を再生し、老化の気になる肌や乾燥肌、日焼け後のスキンケにも有効な、栄養価の高いオイルです。また、アンチエイジング効果を期待して用いる場合、とくに首のシワに効果があるといわれています。
マッサージ用には、単独で使うとオイルのオレンジ色が肌に移るため、ほかのキャリアオイルとブレンドして使うのがおすすめです。妊娠中の人や乳幼児、高齢者にも使えるキャリアオイルです。

キャロットオイルのデータ

学 名
Daucus carota
英 名
Carrot Oil
科 名
セリ科
和 名
ノラニンジン(野良人参)
主産地
カナダ、フランスなど
抽出部分
抽出方法
浸出法
オレンジ色
香りの特徴
やや甘いニンジンの香り
浸透力
普通
感 触
浸出に使う植物油による
おすすめの肌質
乾燥肌、老化した肌

原料植物:ニンジン

精油の抽出には、ノラニンジンの果実が用いられますが、浸出油に用いられるのは、ノラニンジンから改良された一般の食用ニンジンの根の部分になります。

注意事項

過度の使用はビタミン過多症を引き起こすことがあるので注意が必要です。常温だと酸化しやすいので、冷蔵庫で保存します。開封後は2ヶ月を目安に使い切ります。

おすすめの使用法

首のしわや手荒れに向きます。荒れた唇のケアにもおすすめです。そのまま塗ってもよいですし、みつろうやシアバターと混ぜてリップクリームを作ってもよいでしょう。

肌のアンチエイジングケア

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